ゲームをプレイしても、ゲーム実況を見ても「Detroit: Become Human」は泣けてしまう名作。
ジャンルとしては、シナリオADV(アドベンチャー)ゲームになります。
おすすめしたい魅力ポイントを紹介していきたいと思います。
泣けるゲーム「Detroit:Become Human」のあらすじ
主人公は3人のアンドロイド(ロボット)。
AI技術が発展したアメリカは、アンドロイドが人間のかわりに労働するようになっていました。人間はアンドロイドに仕事を奪われ失業率が増す一方、アンドロイドへの反感をもつ人も出始めました。
そんな中、事件が起こります。ロボットであるアンドロイドが暴走し、一緒に住んでいた家族を襲い娘を人質に立てこもりました。
そこに派遣されたのが、捜査補佐アンドロイドのコナー(主人公の1人)でした。
事件を犯したアンドロイドはまるで、人間のような感情を抱き自我を持っているよう。変異体と呼ばれ、コナーは交渉人として冷静に対処していきます。
2人目の主人公マーカスは、画家 カール・マンフレッドの介護ロボットとして側にいました。
お金持ちのカールは息子のレオと対立しています。ある日、カールの屋敷に忍び込んだレオはお金欲しさに、金品を物色していました。発見したマーカスとカールはレオを追い払うよう頼みます。反撃してはいけないというカールの頼みを聞き、レオの暴力に必死に耐えます。しかし、あまりにも酷く理不尽だと感じたマーカスは変異体へと覚醒します。
3人目の主人公カーラは家事ロボットとして、トッドという男の家へ連れていかれます。
家には娘のアリスがいました。トッドは薬物をやっており突如発狂。娘のアリスに手を上げていました。そんなアリスの姿を見たカーラは、居ても立っても居られなくなり変異体へと覚醒。アリスと一緒に家を飛び出しました。
アンドロイドはただのロボットなのか。意思を持っているのもただの故障なのか。自我をもつ物体に人間はどのような感情を抱くのか…。人種と差別をテーマとしたアンドロイドとのヒューマンストーリーとなっています。
泣けるゲーム「Detroit:Become Human」の 魅力ポイント
これは貴方だけの物語
キャッチフレーズは「これは貴方だけの物語」です。プレイの選択によってストーリーもエンディングもがらりと変わってくるのです。普通のゲームでは「エンディングは5個あります」というように記載されていることもありますが、書けないくらい膨大な分岐があります。
選択次第ではキャラが死亡してしまったり悲しい結末を迎えることもありますが、ゲームオーバーという概念がなくどんどん物語は進んでいきます。
ひとつひとつのキャラが魅力的
モブキャラと言われるような影の薄いようなキャラがいなく、ひとりひとりの感情を丁寧に描かれています。
アンドロイドはより人間らしく、人間はただのロボットと思っているからこそ残酷に。その対比がうまく表現されており感情移入しやすくなっています。人間は正義と思っている時が一番残酷になれるとよく言ったものです。
本当に一本の映画を見ているよう。
ストーリーが号泣もの
何も情報を入れずにプレイした方が楽しめますが、本当に号泣してしまいました。
コナーの苦しい立場。マーカスのアンドロイドがどう生きていけばいいのか必死に抗う姿、仲間との絆。カーラの家族愛、出会う人の優しさ…
人間ですけど、本当にデトロイトに出てくる人間がク〇すぎて…
バッドポイント
カメラワークが残念
なにこのカメラワークというポイントがあります。
なれれば問題ないですが気になる人は気になります。
周回プレイでのストーリースキップがない
何個もの分岐点があるもののストーリースキップ機能がないので何回も見なくてはなりません。分岐全回収はなかなかキツイですね。
バッドポイントを払拭するくらい面白いので気にならないくらい熱中してしまうかもしれません。
ゲーム評価も高く、Googleユーザーの98%が高評価をしています。
シナリオ系のゲームが苦手だという方も、ゲーム実況など見てふれてほしい作品です。