最近、TikTokやXなどのSNSで見かけることが増えた「フレネミー」という言葉。
「この子フレネミーかも……」と人間関係について真剣に使われることもあれば、
「ちょ、お前フレネミーかよ(笑)」
なんて、友達同士のツッコミとして使われることもあります。
「フレネミーって結局どういう意味?」
「悪口なの?」
「なんで最近流行ってるの?」
と気になった人も多いのではないでしょうか。
フレネミーは昔から存在する言葉ですが、2026年に入ってTikTokやショート動画などをきっかけに若い世代で再び注目されています。 実際に2026年上半期のZ世代トレンドとして取り上げられるなど、若者の間で広がっている言葉のひとつです。
この記事では、フレネミーの本来の意味から、最近の若者やSNSでの使われ方まで分かりやすく紹介します。
フレネミーとは?
フレネミー(frenemy)とは、「friend(友達)」と「enemy(敵)」を組み合わせた言葉です。
簡単にいうと、
「友達のように接しているけれど、どこか敵っぽい人」
のこと。
表面上は仲良くしているのに陰では悪口を言っていたり、何かと張り合ってきたり、こちらが困るようなことをわざと言ったり……。
一見すると友達なのに、ときどき「本当に友達なの?」と思ってしまうような関係や相手を表すときに使われます。
フレネミーはなぜ若者の間で流行っている?
フレネミー自体は、2026年になって突然誕生した新語ではありません。
もともと英語圏でも使われてきた言葉ですが、最近日本ではTikTokやショート動画などを通して若い世代に広がっています。
2026年には大学生から「TikTokやショート動画で最近よく見るようになった」という声も紹介されており、若者のトレンドワードとして再び注目されるようになりました。
特にSNSでは、
「こんな友達はフレネミーかも」
「実は危険な友達の特徴」
「親友だと思っていたらフレネミーだった」
といった、人間関係をテーマにしたショート動画などとの相性もよく、言葉を知った人が自分の友人関係に当てはめて使うケースも見られます。
最近は「フレネミーかよ(笑)」とツッコミにも使う!
ここが最近の使い方で面白いところ。
「フレネミー」というと少し怖い言葉に聞こえますが、SNSや友達同士では、必ずしも本気で相手を「敵」だと思って使っているとは限りません。
ちょっと意地悪なことを言われたり、余計なことを暴露されたりしたときに、
「ちょ、お前フレネミーかよ(笑)」
「それ言う?フレネミーすぎる(笑)」
「一番盛れてない写真載せるのフレネミーだろ(笑)」
など、冗談っぽいツッコミとして使うこともあります。
実際にSNS上でも、「フレネミーかよ」「フレネミーで笑う」といった軽い表現で使われている例が見られます。
つまり最近の「フレネミー」には、
本気:友達のように振る舞う敵対的な人
ネタ:お前ちょっと敵みたいなことするじゃん(笑)
という、温度差のある使われ方があるということです。
若者言葉は「あえて大げさに使う」のも面白い
最近の若者言葉やネットスラングでは、少し難しそうな言葉でも、本来の意味どおりに使うだけではなく、あえて意味を軽くしてツッコミやボケとして使うことがあります。
フレネミーもそのひとつ。
本来なら「友達のように振る舞いながら敵対的な行動をする人」という、なかなか重たい意味の言葉です。
それを日常のちょっとした裏切りに対して、
「お前フレネミーかよ(笑)」
と使うことで、深刻な意味ではなく笑いに変えています。
このように、少し大げさな言葉をあえて日常の小さな出来事に使うのも、SNSや若者同士の会話で見られる言葉遊びのひとつです。
そのため「フレネミー」と言われたからといって、必ずしも「友達のふりをした敵」と本気で思われているとは限りません。
前後の会話や言い方によって、本気にも冗談にもなる言葉と覚えておくと分かりやすいでしょう。
フレネミーの使い方・例文
最後に、最近の使い方をイメージしやすいように例を見てみましょう。
本来の意味で使う場合
「仲良いと思ってたけど、陰でずっと悪口言われてた。フレネミーだったのかも」
「人の失敗を喜んでる感じがして、最近フレネミーなのかなって思ってる」
こちらは、本当に相手との関係を疑っている使い方です。
ツッコミ・冗談として使う場合
友達「昨日めっちゃ寝言言ってたよ(笑)」
自分「それみんなの前で言う!?フレネミーかよ(笑)」
友達「この写真めっちゃ面白いから載せよ」
自分「待って、それ私だけ盛れてない!フレネミーすぎる(笑)」
この場合は相手を本気で敵視しているわけではなく、「おいおい、味方じゃないんかい!」くらいの軽いツッコミになっています。
※使い方は人やコミュニティによって異なります。また、本当に人間関係に悩んでいる相手へ冗談で使うと誤解される可能性もあるので、場面には注意しましょう。
フレネミーとただの「嫌いな人」は違う?
フレネミーのポイントは、単純に嫌いな相手というわけではないことです。
最初から仲が悪い相手や、明らかに敵対している人なら「enemy」に近い存在。
一方のフレネミーは、「friend」の要素もあるのが特徴です。
普段は一緒に遊んだり仲良く話したりするのに、なぜかマウントを取ってきたり、自分が困るようなことを言ったりする。
この「友達なの?敵なの?」という微妙な関係性をひとことで表せるのが「フレネミー」というわけです。
ただし最近のネット上では、そこまで深刻な関係ではなくても、友達のちょっとした“敵ムーブ”に対するツッコミとして使われることがあります。
フレネミーは若者の間でツッコミとして使われることも!
フレネミー(frenemy)は、「friend(友達)」と「enemy(敵)」を組み合わせた言葉。
本来は、友達のように接しながら敵対的な言動をする人や、そのような関係性を表す言葉です。
しかし最近のSNSや若者同士の会話では、本来の意味だけでなく、
「ちょ、お前フレネミーかよ(笑)」
のように、友達からちょっとした“裏切り”を受けたときのツッコミとして使われることも。
SNSで突然「フレネミーすぎる(笑)」なんて言葉が出てきたら、必ずしもドロドロした人間関係の話とは限りません。
「お前、味方じゃなかったんかい(笑)」
くらいのノリで使われている場合もあります。