散らばった物を拾って、ラベルや種類を確認して、本来あるべき棚へ戻す。
空っぽだった棚が少しずつ埋まっていって、床に山積みだった物がなくなっていく――。
こういうゲームを、ずっとやっていたい。
『司書のお仕事:魔導図書館を片付けろ!』を遊んで、
「これと同じようなゲーム、もっとないの?」
と思った人もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、散らかった大量の物を拾う→分類する→正しい棚や場所へ戻すタイプの整理整頓ゲームを集めました。
『Unpacking』のように自由に部屋を飾るゲームというより、
「3,000個あります。全部元に戻してください」
と言われるタイプを中心に紹介します。
黙々と片付けるのが好きな人、集合。
司書のお仕事:魔導図書館を片付けろ!
片付けるもの:本 3,072冊
まずは、このジャンルを探すきっかけになったゲーム。
2026年4月30日に発売された『司書のお仕事:魔導図書館を片付けろ!』は、文字通り魔導図書館に散らばった3,072冊の本を、本来あるべき場所へ戻していくシミュレーションゲームです。
床に散乱した本を拾い、本棚を探して戻す。
また拾う。
また戻す。
……基本的にはそれ。
ただし作業を進めることでアビリティを習得でき、徐々に片付けの効率を上げられます。
「本を1冊ずつ元に戻す」という単純作業なのに、何もなかった本棚がどんどん埋まっていくのが気持ちいい。
そして人気もかなり高く、現在Steamでは日本語レビューの95%が好評で「圧倒的に好評」となっています。
今回紹介するゲームの中でも、まず遊びたい一本。
Sort Them Ducks
片付けるもの:4,000個以上のラバーダック
本の次は……
アヒルです。
しかも4,000個以上。
海賊、魔法使い、宇宙飛行士、騎士、シェフ、恐竜など、店内に散らばった大量のラバーダックを種類ごとに分類し、それぞれ正しい棚へ戻します。
やることはかなり『司書のお仕事』に近く、
拾う → 種類を確認 → 棚を探す → 並べる
の繰り返し。
時間制限やペナルティもありません。
棚ごとのコレクションが完成していくので、片付け+収集ゲームが好きな人にはかなり危険なタイプ。
2026年8月13日発売で、日本語にも対応。Steamでは1,600件以上のレビューのうち92%が好評となっています。
これは『司書のお仕事』好きならかなり有力。
Konbini Cleanup
片付けるもの:コンビニ商品 2,928個
舞台は日本のコンビニ。
ドリンク、麺、お菓子、スナックなど、15以上の売り場に散らばった2,928個の商品を元の棚へ戻していきます。
商品を拾ったら正しい売り場を探し、値札を確認して陳列。
時間制限もゲームオーバーもないので、自分のペースで黙々と進められます。
空だったおにぎり棚がきれいに埋まったり、ぐちゃぐちゃだった雑誌コーナーが整ったりと、ビフォーアフターが分かりやすいのも良いところ。
2026年8月14日発売、日本語対応。
Steam評価も現在94%が好評の「非常に好評」です。
スーパー経営はしたくない。
私は品出しだけしたい。
そんな人にもよさそう。
Shelve the Potions!
片付けるもの:2,000本以上のポーション
魔導図書館の世界観が好きだった人には、これ。
魔女が留守にしている間に、いたずら好きな猫たちが2,000本以上のポーションを棚から落としてしまったところから始まります。
新人の弟子であるプレイヤーは、それを元通りにすることに。
ただし、単純に同じラベルの棚へ戻すだけではありません。
棚ごとに並べ方のルールがあり、周囲に残されたヒントや奇妙な記号、メモなどから「このポーションはどこ?」を推理するパズル要素があります。
20種類以上の手作りパズルが用意され、時間制限やペナルティはなし。
困ったら魔法の猫にヒントをもらうこともできます。
2026年8月24日発売、日本語対応で、Steam評価は現在86%が好評。
魔法・錬金術・整理整頓・猫。
属性が渋滞してる。
TV Archive: Tidy Up Together
TV Archive: Tidy Up Together(Steam)
片付けるもの:大量のビデオテープ
今度はレトロなテレビアーカイブ。
散乱したビデオテープを拾って、正しい棚へ戻しながらアーカイブを完成させていきます。
1人で黙々と片付けることもできますが、オンライン協力プレイやPvPにも対応しています。
空っぽだった棚がビデオテープでびっしり埋まっていく感じは、かなり今回の条件に近い。
2026年8月14日発売。
ただし現在のSteam評価は71%が好評の「やや好評」なので、評価重視の人はレビューも確認してから選ぶとよさそうです。
Post Office: Tidy Up!
片付けるもの:荷物 3,360個
地震によって郵便施設の棚から落ちてしまった、
3,360個の荷物。
はい。
全部戻します。
それぞれの荷物には配送会社・国・棚番号などが書かれていて、ラベルを読みながら正しいラックへ仕分けます。
普通サイズの荷物と大型荷物では置き場所も異なるため、ただ同じ棚へ放り込めばいいわけではありません。
本ではなく「ラベルを読んで正しい場所を探す作業」が好きだった人には、かなり合いそう。
日本語にも対応しています。
3,360個。
仕事なら逃げたいのに、ゲームだとやりたくなるの何なんでしょう。
Seed Shop: Tidy Up!
片付けるもの:種・球根・鉢植え・苗木など数千点
今度はヴィンテージな種苗店。
床やカウンターに散らばった商品を拾い、パッケージの名前やイラスト、色などを確認して正しい売り場へ戻していきます。
登場する植物は実在する320種類。
トマトやニンジンなどから、チューリップ、バラ、シダ、果樹、コーヒー、カカオまで登場します。
商品を正しく戻すたびに、空だった木製棚がカラフルな種袋や鉢で埋まっていく。
これ、かなり気持ちよさそう。
知らない植物はスキャナーで調べることもできるので、植物知識がなくても大丈夫。
2026年9月15日発売、日本語対応です。
Museologist: Tidy Up the Museum!
Museologist: Tidy Up the Museum!(Steam)
片付けるもの:3,513個の破片 → 543個の展示物
これはちょっと変化球。
博物館のコレクションがバラバラになってしまい、3,513個の破片から543個の展示物を復元していきます。
「棚に戻す」だけではなく、
破片を探す
→ どの展示物のパーツか考える
→ パズルのように組み立てる
→ 展示物を復元
というタイプ。
だから『司書のお仕事』そのものとは少し違いますが、散乱した大量の物が徐々に片付いていく達成感はかなり近そう。
2026年9月25日発売で、現在Steamレビューの86%が好評となっています。
『司書のお仕事』に一番近いのはどれ?
今回調べ直してみると、同じ「整理整頓ゲーム」でも結構違いがあります。
| ゲーム | 片付け対象 | 『司書のお仕事』っぽさ |
| 司書のお仕事 | 本3,072冊 | ★★★★★ |
| Sort Them Ducks | アヒル4,000個以上 | ★★★★★ |
| Konbini Cleanup | 商品2,928個 | ★★★★★ |
| Post Office | 荷物3,360個 | ★★★★★ |
| Seed Shop | 植物商品数千点 | ★★★★★ |
| Shelve the Potions! | ポーション2,000本以上 | ★★★★☆ |
| TV Archive | ビデオテープ | ★★★★☆ |
| Museologist | 展示物の破片 | ★★★☆☆ |
個人的に、純粋な「拾って、分類して、元の場所へ戻す」欲を満たしたいなら『Sort Them Ducks』『Konbini Cleanup』『Post Office: Tidy Up!』あたりが特に近いと思います。
一方、
『司書のお仕事』の魔法・ファンタジーな雰囲気まで好き
なら『Shelve the Potions!』。
これはかなり良い組み合わせ。
どうして大量に片付けるゲームは気持ちいいのか
3,072冊の本。
4,000個以上のアヒル。
2,928個のコンビニ商品。
3,360個の荷物。
文字だけ見ると、
「誰がやるんだよ」
という量です。
でも床に散らばっていた物が少しずつ減り、何もなかった棚がきれいに埋まっていく。
その変化を自分の作業で作れるのが、このタイプのゲームの気持ちよさなのかもしれません。
しかも最近は、コンビニや郵便局だけでなく、魔導図書館・魔女の工房・種苗店・博物館まで舞台が広がっています。
難しい操作もいらない。
経営はいらない。
戦闘もいらない。
散らかっているなら、私に片付けさせてくれ。
そんな人はぜひ遊んでみてください。
※ゲーム情報は2026年10月時点。




